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『21世紀へ』盛田昭夫 ワック 2000年11月21日 初版発行 (46)

『21世紀へ』(46)







 規制緩和については、これまで臨調・

 行革審等で何度も取り上げられ、

 「原則自由・例外規制」という考え方や

 「10年間で経済的規制を実質半減する」

 等の目標が指摘されてきた。しかしながら、

 現実問題として、許認可等の件数が

 一貫して増加傾向にあるなど、なかなか

 実効が上がっていないというのが実感

 である。

 経団連では、行革審や政府の規制緩和

 の取り組みに合わせて個別具体的な規制

 緩和要望を取りまとめ、その実現を働き

 かけてきた。
         
                    (P.357)

         (136-1-0-000-424)

 



 


 北米・EC・日本は、お互いに少しずつ

 異なった自由経済システムを持っており、

 それぞれが、強さと弱さを併せ持って

 います。新しい試練への対処に必要な

 のは、自由経済システムの代わりを

 見つけることではなく、ビジネス慣行の

 ハーモナイゼーションを通じて、自由経済

 システムそのものを強化することです。
 
                   (P.367) 

          (137-1-0-000-425)

 





 ◆特許権

 テクノロジーが経済の主役になってきて、

 特許権の重要性もますます高まっています。

 特許制度の国際的なハーモナイゼーション

 については、現在、議論が進行中です。

 各国間の特許交渉の場に出されたパッケージ

 提案の一つとして、アメリカは伝統的な

 「先発明主義」を、日本とヨーロッパが採用

 している「先出願主義」に変更する意思が

 あるように見受けられます。 
 
                 (PP.373-374)

          (138-1-0-000-426)

 







特許権を含め、IP(知的財産権(ちてきざいさんけん、
Intellectual Property)と言いますが、キャノンは社内
に専門部署を持ち、IPの保護に細心の注意を払って
います。


特許使用料の貸与は、ばかにならない収益を企業に
もたらしています。


ただし、特許を公開せず、社内の機密にしている企業
もあります。特許料を得るよりも、自社の強みである
ノウハウを非公開にすることにより、差別化を図ること
を重視しているのです。


伝統的な企業や伝統文化の継承を義務付けられている
業界(歌舞伎や能、茶道や華道など)では、そうした慣習
が残っています。


身近な例としては、料理店の「秘伝のタレ」とか「秘伝の
スープ」なども他店に真似されないために守る大切なモノ
です。


また、特許を申請せず、だれでも使えるようにし、
世界中の技術者の協力を得て改良し、より良いモノに
する道を選ぶ人もいます。


例えば、OS(Operating System、基本ソフト)のリナックス
があります。


リーナス・トーヴァルズという人物が開発したOSを、
世界中のコンピュータ技術者がボランティアで協力し、
改良版を公開しています。


リーサスさんは、お金が目的ではなく、名誉を重視して
いるのです。自分の価値を認めてもらいたいのです。


それも一つの生き方だと思います。
名前は永久に残るかもしれませんからね。



「先発明主義」と「先願主義」についてですが、
米国は先発明主義から先願主義に法律を改正
したそうです。


厳密な意味での先願主義ではない、という議論は
あるようですが、米国が日欧の先願主義に歩み
寄り見せたことは大きな前進といえるでしょう。


特許法改正―先発明主義から先願主義
によれば、


 先願主義への移行の施行日は、2013年3月16日

 となっている。
 



そうです。ようやく去年施行されたのですね。



長い間、ご購読いただき、ありがとうございました。
今回をもちまして、盛田昭夫さんの『21世紀へ』からの
名言のご紹介は終了となります。


次回からは、P ・F ・ドラッカーの『ネクスト・ソサエティ』
から名言をご紹介します。






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盛田氏の挑戦
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『21世紀へ』盛田昭夫 ワック 2000年11月21日 初版発行 (45)

『21世紀へ』(45)







 日本の企業は非常に国際化しています。

 これだけ発展した以上、国際化せざるを

 えなかったといったほうが正確かもしれ

 ない。しかし、日本の政治家なり官僚なりは、

 口では国際化を唱えながら、実態は依然

 として国際基準に合っていない。いまの日本

 を救うには、政治家と官僚が真に国際化する

 ことが焦眉の急だと思いますね。
         
                    (P.336)

         (133-1-0-000-421)

 



 


 経済界にとって関心の深い規制緩和、

 権限委譲等も進展を見せていない。

 第二次行革審で公的規制の実質半減

 を謳ったものの、逆に、政府規制の数

 は年々増加している。総務庁の調査に

 よれば、1991年3月末で1万717件と、

 86年以来最高となっているのである。

 不公正・不透明な行政指導等に法の網を

 かけようとする統一的な行政手続法の

 制定も時間がかかっている。
 
                  (PP.342-343) 

          (134-1-0-000-422)

 





 縦割り行政の弊害も、そもそもは行政の

 規制や権限・財源等が多くの分野に複雑

 に入り込んでいるため生じる問題が多く、

 規制緩和や権限委譲を進めれば、おのずと

 解決する問題が少なくない。組織や人事政策

 によって対症療法的に処置するのではなく、

 臨調が本来問題にした行政の守備範囲の

 見直しを進めることにより、縦割り行政の問題

 の根本的な解決を図るべきである。

 行政の役割は、それが真に必要とされる分野に

 限定・集中し、そのうえで、国の重要政策に

 ついて総合調整や迅速な意思決定ができるよう、

 組織や人事の問題を検討すべきであろう。
 
                     (P.346)

          (135-1-0-000-423)

 







今から20年以上前の日本の行政について書かれた
個所なので、ピンと来ないかもしれません。


ですが、官僚による規制緩和が進んでいるかといえば、
決して満足できる状況にはありません。


それはなぜなのか?
一つの規制が緩和されると、中身を一部変更して、
別名で新たな規制を設けるということを繰り返している
からです。


現在の規制はどれくらいあるでしょうか?
調べてみました。


サイトで、規制の数量を調べてみましたが、
まとまったものは見つかりませんでした。


誰が調べたかは分かりませんが、1万3千から
1万4千と言われているそうです。
他国では6千程度というところもあるようですが、
規制の多寡で比較することはできないと思います。


規制の中身が重要だからです。


そこで、視点を変えて「規制緩和」について調べてみました。
すると以下のサイトが見つかりました。

規制緩和をめぐる誤解と謬論
BLOGOS 2013年07月12日
五十嵐仁・法政大学大原社会問題研究所教授・所長


このページから一部を引用してみます。


 まず、「規制改革」そのものについてのとらえ方ですが、

 規制が多いとか、少ないとかという議論には意味が

 ありません。

 必要な規制は行わなければならず、必要がないものや

 必要がなくなった規制は、緩和したり撤廃したりすれば

 よいだけのことです。


 問題は、規制が多いか少ないかではなく、

 それが必要か必要でないかということです。

 それは、それぞれの規制について、個別具体的に

 判断されなければなりません。


 「規制」は悪であり「規制緩和」は善であるという前提は

 成り立ちません。


 また、規制は少なければ少ないほどよいというのも、

 緩和に対する抵抗は全て「既得権益の擁護」だというのも

 大きな間違いです。

 その数に意味はなく、必要な規制を行えば数は増え

 必要なくなった規制を緩和すれば数は減ります。


 さらに、社会的規制と経済的規制を分けて、

 前者についての緩和は「慎重」でなければならないが、

 後者についてはなくしてもいいというのは暴論です。

 企業の経済活動は人々の暮らしや社会のあり方に

 深く関わっているからです。
 




私が当初考えていた規制緩和とは、かなり質の違う議論
であることが分かります。


あなたは規制緩和について、どうお考えですか?






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盛田氏の挑戦

『21世紀へ』盛田昭夫 ワック 2000年11月21日 初版発行 (44)

『21世紀へ』(44)







 外交は内政の延長というか、外交と内政とは

 いつでも表と裏の関係にある。だから日米関係

 を改善しようとするなら、内に向かってかなりの

 指導力を発揮し、そのうえ外に向かわなければ

 ならない。そこで問われるのが、宰相のリーダー

 シップなんですね。
         
                    (P.327)

         (130-1-0-000-418)

 



 


 次の宰相に望まれるのは、日本が諸外国に

 対していうべきことをいい、やるべきことを

 やれる環境なり土壌なりをつくること。

 そのためにはまず、内に向けての指導力が

 必要になるわけですね。いまは多少の批判

 を受けても、長期的に見て日本のためにいい

 ことなら、それこそ思い切ってやっていただき

 たい。せっかく300を超える議席を取って

 主導権を確保したんだから、短期的なことで

 なしに、ロングレンジな視野に立って政治を

 行ってもらいたい。 
 
                    (P.329) 

          (131-1-0-000-419)

 





 改革といえば、税制もそうです。日本の

 直接税は高すぎるから、何としても直間

 比率の見直しが必要です。どういう間接税

 がいいかの論議は別にしても、間接税と

 いうのは、お金を使う人から取る税金です

 から、たとえばアングラ・マネーでも使えば

 取れるようになる。

 いまはアングラ・マネーからは税金は取ら

 ないで、真面目なサラリーマンから取って

 いるわけでしょう。こんな税制はおかしい

 わけで、それを正す方法としては、やはり

 間接税の導入しかないんですね。

 しかし理念としては正しくても、プレゼンテー

 ションが下手だったために、ああいう結果に

 なってしまった。残念というしかありません。

 (中曽根内閣は、大型間接税は導入しない

 との公約を破って、売上税導入を図るが、

 国民の不信を買って廃案に追い込まれた)
 
                     (P.332)

          (132-1-0-000-420)

 







盛田さんが著した、『21世紀へ』が出版されたのは、
2000年11月21日のことです。あの世に旅立ったのは
1999年10月3日のことです。


ですから、盛田さんがこの本を書かれた時代背景と、
現在では異なりますが、「宰相のリーダーシップ」に
関する考え方は、今でも本質は変わらない、と思います。


盛田さんは書いています。
「長期的に見て日本のためにいいことなら、それこそ
思い切ってやっていただきたい」


その考え方からすると、安倍首相の「憲法改正」という
実質的に憲法第九条の改正が、「長期的に見て日本
のためにいいこと」なのでしょうか?


とても疑問です。


憲法第九条改正の伏線となる「集団的自衛権」の
考え方も、「長期的に見て日本のためにいいこと」
なのでしょうか?


これも、とても疑問です。


どうしても戦争に参加したいのなら、安倍首相にこう
言いたい。


「安倍首相。どうぞお先に最前線へ」とね。


自分の身は安全圏において、国民を最前線へ送り
込もうとする考え方は間違っています。


「隗(かい)より始めよ」という言葉があります。
言い出しっぺから始めなさい、という意味です。
言い出したのが安倍首相なら、率先して行動すべき
でしょう。



参考:
憲法第九条

第二章 戦争の放棄

第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする
国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を
解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他
の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
これを認めない。

日本国憲法から


集団的自衛権

ある国家が武力攻撃を受けた場合に直接に攻撃を
受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う
国際法上の権利である。その本質は、直接に攻撃を
受けている他国を援助し、これと共同で武力攻撃に
対処するというところにある。

集団的自衛権 Wikipedia から






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盛田氏の挑戦

『21世紀へ』盛田昭夫 ワック 2000年11月21日 初版発行 (43)

『21世紀へ』(43)







 会社における株主は、出資金の使途に

 ついて、経営者に責任を要求し、経営者

 は株主の期待にこたえる義務を持つ。

 それと同じように、われわれ税金を納める

 国民は、納めた税金が、有効適切し、

 すなわち、われわれ国民の生活の平和と

 幸福の維持向上のため、正しく使われる

 ことを要求し、政府はそれにこたえる義務が

 あるのだ。 
         
                    (P.316)

         (127-1-0-000-415)

 



 


 国際的に通用するというと、すぐに英語が

 できるかできないかという話になってしまう。

 これは間違いだと思うんです。

 英語がうまいなら宮沢(喜一・元首相、当時

 大蔵大臣)さんだというのでは、あまりに

 短絡的です。私はニューリーダー3人

 (ポスト中曽根として期待された、安倍晋太郎

 総務会長、竹下登幹事長、宮沢喜一蔵相、

 役職は当時)と親しいですから、誰がどうの

 こうのとは申しませんけれども。

 国際的に通用するとは、国際的にコミュニ

 ケーションできるということ。国際的に

 コミュニケーションできるとはどういうかと

 いえば、決して英語が喋れるか喋れないか

 ではない。

 要するに相手の心理、相手の思考過程、

 考え方を理解しながら話せるかどうかという

 ことなんです。それさえできれば、たとえ英語

 が喋れなくたって、通訳というものがいるんです

 から。
 
                 (PP.323-324) 

          (128-1-0-000-416)

 





 歴代宰相を見ていくと、たとえば大平(正芳)

 さんには国際的感覚があったようです。

 たしかに寡黙な人でしたが、国際的に通用

 するという点では評価できたんじゃない

 でしょうか。言葉そのものは短いけれども、

 きちんと要点を衝くことをおっしゃられた。

 「アー」「ウー」が多くてわけがわからんと

 いわれたけれども、その発言は簡明で、

 肝心なときに肝心なことをビシッという。

 それは非常に大事な宰相の要件だと思い

 ますね。 

                     (P.324)

          (129-1-0-000-417)

 







盛田さんは、宰相の要件を述べています。


「肝心なときに肝心なことをビシッという。
それは非常に大事な宰相の要件だと思い
ますね」。


肝心なことに嘘があってはならないのは、
言うまでもありません。


安倍晋三首相はどうでしょうか?
2020年東京オリンピック招致のプレゼンの際、
「東電福島第一原子力発電所では、放射線
汚染水は海中に漏れていない」
と証言しました。


ところが、実際には相当量の汚染水が海中に
漏れ出していたのです。東電もその事実を
認めていました。にも拘らず、安倍首相は
事実と異なることをこともあろうに、国際舞台で
述べたのです。知らなかったはずはありません。


東京で何がなんでもオリンピックを開催したい、
という気持ちから嘘をついたのです。


日本のメディアはこの点を重大な問題と捉え
ませんでした。与党擁護の立場をとったのです。


何のためにメディアが存在するのでしょう?


伝えるべきことを伝えず、伝える必要のないこと
を延々と伝えるテレビと大差ありません。


日本のメディアは死んでしまったのでしょうか?
国民不在の報道は、偽報道であって、価値がない
どころか危険でさえあります。


太平洋戦争中の、負けているのにもかかわらず
「勝っている。勝っている」と伝えた、当時のメディア
と変わりません。


残念ながら、そうしたメディアは信用できません。
自分で真実を追求する態度が求められます。






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盛田氏の挑戦

『21世紀へ』盛田昭夫 ワック 2000年11月21日 初版発行 (42)

『21世紀へ』(42)







 今日の巨大な日本経済を築く基礎と

 なった誠治・経済のシステムは、

 いまや自由競争の徹底や今後の世界

 経済の発展のためには、ブレーキを

 かける方向に作用している部分がある

 ことを直視しなくてはなりません。

 そうしたシステムの集大成が、それこそ

 要塞国日本(フォートレス・ジャパン)と

 呼ばれるまでになっています。在来の

 システムに固執することは、つまるところ、

 日本を世界から孤立させ、経済の衰退を

 招くおそれなしとしません。 
         
                    (P.306)

         (124-1-0-000-412)

 



 


 人間というものは不思議なもので、

 大変に危ない立場にあっても、

 自分だけは大丈夫という妙な安心感

 が持てるものだ。弾丸の飛び交う戦場

 ですらそんな気持ちを持つものらしい。

 また、恐ろしい事態にぶつかったり、

 危ない橋を渡るときなども、初めは肝を

 つぶすけれども、すぐに、そういう環境に

 馴れてしまうものであるらしい。
 
                    (P.312) 

          (125-1-0-000-413)

 





 近ごろの、わが国の状態を見ていると、

 私には、前と同じことがまた起こるのでは

 ないかという気がしてならない。何だか

 知らないが、国全体を押しつぶすような

 大きなものが、ジリジリと近寄ってきつつ

 あるような気がしてならない。

 すでに、その前触れと思われる、いろいろな

 事件や問題がいくつも出てきているのだが、

 もう日本人全体がそれにマヒしてしまっている。

 または、「まあ、悪いほうにはいかないだろう」

 「たいしたことはあるまい」と、持ち前の楽観性

 でタカをくくっている。本気に心配して、何かを

 やろう、と立ち上がる気にはとてもなっていない

 ようだ。

 こんなことをしていると、われわれ産業人が、

 戦後二十数年かかって、やっとつくり上げた

 大工業力も、一度にもとのモクアミに帰ってしまう

 日が来るのではないかと恐れるのである。
 

                   (PP.313-314)

          (126-1-0-000-414)

 







「危機感の欠如」、あるいは「茹でガエル現象」、
「成功の復讐」という言葉があります。


別名、大企業病とも言います。


いずれにせよ、現状にあぐらをかいた結果、
しっぺ返しを食らうことになります。


Adaptation precludes adaptability.
(環境に順応し過ぎると、環境に変化が起こると、
 適応能力を失ってしまう)
という言葉もあります。
知識創造企業 野中郁次郎+竹内弘高
 東洋経済新報社 1996/03/21



基本的に人間は怠け者ですから(否定する人も
いますが)、できれば楽をしたくなるものです。


慣れてくると手抜きするようになり、現場に足を
運ばなくなり、現場から最も遠く、現場のことを
知らない本社の人間が指図することで、ますます
消費者の意識と乖離してしまうのです。


盛田さんが危惧していたことが、今日本のあちこちで
起こっていると思います。


日経平均株価がいくら上昇しようと、それは225社の
平均株価であって、日本企業の全体の勢いを示す
ものではありません。


97%の中小企業は疲弊しています。資金が必要な
中小企業に金融機関が融資しないからです。
つまり、必要なところにお金が行き渡っていないの
です。


97%の中小企業が、日本経済を影で支えているのです。


資金は、人間に例えると血液に相当します。
血液が流れなければどうなるか、だれでも分かること
です。


残念ながら、この状況が打開される可能性は低い、
と言わざるを得ません。


表向きは倒産件数は減少していますが、予断を
許さない状況です。今後、増加に転じる可能性は
十分にあります。






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